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詩「月とおばあちゃん」

月とおばあちゃん

優しい 月明かりが
天窓から 降りてくる

ぼくだけの 月
ぼくだけの あかり

今夜 家一人なんだ
月と その月明かりに
話しかけてみる

月のウサギが
餅つき してるって
おばあちゃんが 言ってたっけ

すると 月明かりは
消え去るようにと 消えていった
なんだよ おどろかせて ただの 雲隠れか

さみしい 気持ちに なってきた
本当は 知ってるんだ
月も その明かりも ぼくだけのじゃない事
すると

優しい 月明かりが また
ぼくを 包むように
ただただ 照らしてくれていた。

「おばあちゃん ありがとう」

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