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詩「すずむし 鳴く夜」

すずむし 鳴く夜

すずむし鳴く 秋の夜
君を 感じながら 筆をはしらせて みる

空に月明かり 見えぬ 今宵の 夜空は

さしずめ 孤独が似合う 夜なのだろう
しかし 僕は 孤独では ない

君を 感じ 君に 問いかける事ができる
君は 応えては くれまいが たしかに 感じる

君がいた夏 すぎた ことよ
君といた春の日に 出会いと 別れの 哀しみを

教えてくれた 君だから
今はゆっくり休んでほしい

すずむし鳴く 秋の夜に
君の声が 聴こえるようで また会おうと
君を 感じながら 筆を走らせて みる

すずむしの鳴く 秋の夜に 君を感じ ながら

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