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詩「やきとり」

やきとり

窓を 開けてみる

鳥達が 戯れている
午前4時
起きるには まだ早く

朝焼けさえ 見えない

はやく とりたい朝食に
焼き鳥を 選ぶのは 気が引ける

外には 新聞配達員 バイクの音
いつも ご苦労様

鳥達の歌に 不機嫌 な鳴き声
聴こえた 試しなし

いつも 幸せなのかと
少し 羨んだりした

そう 思うと
寒さに 耐えかね

窓を 閉める までは
ほんの
数十分の 間に 過ぎなかった 事に
今 気がついた と

焼き鳥を 食べながら 思うのであった

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