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詩説「詩愛」
詩に値打ちは付かない
僕の詩が寂しそうに そう言った
詩人だね 重ねて僕の詩が いう
僕は 詩人らしい
だって 詩が そういうのだから
きっとそうなのだろう
詩を書くことに お金はいらない
ただ 言葉を 吐露する
時に 音楽と共に
時に 静寂の 夜の中で
繰り返し 詩は 語りかける
詩に 私に 愛される
そんな 私を 描きなさい、と
僕に そんな
高尚な 話を求めても 困ったものだ

詩に 値打ちが付く時って?
そうだね
素敵な気持ちになる事が あるよね
読んでくれる人が いたら
最高なんだけど
何よりも 素敵な詩は
人を 不幸なんかには 絶対しない
詩に好かれようと 好かれまいと
僕は ただ また 詩を愛するように
今日も筆を 走らせる
詩に 値打ちは付かない それでいいんだ
詩愛 なんて言葉が浮かんだ
僕と詩愛しようよ
勝ち負けのない
本当の詩と愛
詩・愛するだけさ
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