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詩説「安物のプロポーズリング」

詩説「安物のプロポーズリング」

涙はきみに 似合わない!!
 口説いてるの? と笑う君
そうだよ!
 まぁ、お上手ね

そういうと 幼馴染の 雪子の笑顔に
ボクは ホッとしていた。

同じく幼な馴染みの友達以上 恋人未満の
圭介と雪子 の仲が なかなか 進展せず
キューピットで ピエロなボクは
みもふたもない 日々を送っている

お前 雪子 幸せにできるんだろうな!
 どうかな?と奴がいう

俺が手をつけてもいいんだぜ
 本気か?
お前次第だ。

雪子は 幼馴染の 俺たちの仲では
アイドルのように 大切に している 存在

お前本当は怖いんだろう?
雪子を幸せにする 自信の かけらもないんだ
 黙り込む 圭介。。。

俺が雪子に 触らないのは
お前を 選ぶ 雪子が 大切だからだ

 俺には何もない男だ。そう圭介はいう
 親もいなければ、金もない
 そんな俺が彼女を幸せになど・・・

テメェ本気でいってんのかッ。
そんな目で 雪子が お前を 見てるとでも。

お前には夢があるっていってた だろぅ?
親のいないお前が
幸せな家庭を築く親父になるんだって

俺はなぁ お前ら二人の愛と夢 叶える未来に
期待してんだぜ

何よりも大事な 親友と そのマドンナが
愛し合って子供育てて 幸せな家庭きずく

俺の夢を お前壊すきか?・・・

 ・・・ハハッ!!・・・涙声で圭介は
 お前バカな奴だな。
 そういって 圭介は 俺の肩に腕をかけて言った

 すまん。お前を信じてなかった俺が恥ずかしい。
 そういうと

 彼女の元へと 奴は車を走らせた
 
ポケットには安物の
プロポーズリングが光っていた。

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