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詩説「虹の向こうに」
空も 街も 真っ暗だ
けれども 僕らの 暮らしは 明るく
明日も明後日も
明るい 未来へと 一歩ずつ 歩いている
真っ暗な人生を かみしめる時が ある
絶望に 諦めに 負けそうになる
空も 街も 明るいのに・・・だ
人生に 答えなんてない
歩き続ける
足を奪われても
目が見えなくても
耳が聞こえなくても
歩くんだ 答えなんて いらない
少年時代 わけもなく 虹を追いかけたね
空の暗さも 青空も
全て受け入れていた

明日も明後日も
考えずに ただ 歩く日々 少年よ
大人になり 恋をして 時にやぶれ
雨に打たれる 人生に
傘が欲しいなら
あげるよ 赤いスイートピー
傘が欲しいなら
あげるよ 壊れかけの Radio
雨なんて降っていないのに
傘を求める 僕ら 滑稽だね
虹が消えたのに 走っている
少年の つもりに ぼくは 馬鹿だね
子供じゃない 少年の大人
人生 見直してみないか
空には 虹が 見えないって?

そりゃ病気だ
人生 語れる 友を
空と虹と少年 で 1日話せるね
あの日の友よ
君はいま 虹が見えるかい?
また 走らないか
それぞれの 人生に 足あげて
高らかと 傘を ささずに ずぶ濡れて
虹追いかけようか
そのさきに きっと
人生の答えが 待っている
虹の向こうに。
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