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詩説「黙祷(もくとう)」

詩説「黙祷(もくとう)

愛という炎が 燃えている
蝋燭を 吹き消すように

悲しみが 雨のように 流るる

命という ともしびの
儚さが

消えゆく時 生きる悲しみと
喜びを知る

僕らは 泣いていた
少年の 夢と共に

僕らは 微笑んでいた
あの日の 父母の中で

愛という 風に包まれる
母の温もりに

愛という ひだまりの歌
聴かせてほしい

泣き止んだ 赤子は
ただ 笑うだけ

あの日の 君
そう 僕の歌

悲しみの 争いに
失った 命たちに たむける花

歌うように 目を閉じて
黙祷。

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