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詩説「名もなき愛の詩(うた)」

詩説『名もなき愛の詩(うた)』

さみしいょ 鈴虫が 鳴く

嬉しいよ 独りじゃないって

悲しいよ 夜の静寂は

愛してるって 言わなくても

君がいてくれるだけで 良いから

愛しさが 涙に変わり

寂しさが 二人の距離を 重ねる

いま 空の下に

いま 世界中が 求める愛に

昨日の 悲しみが

明日の わずかな 飯を分け合い

生まれた時も 召される時も

どこから来たのか

どこへ行くのかも 知らずに

生まれ落ちた この地球と名付けた

罪な この惑星(星) に 揺られながら

僕らの未来を 占うように

ペテン師たちが 

心地よくない 笑みを 浮かべる

あの日の友が いまどこで

何をしているのか

知る術もなく

みんな それぞれの 人生を

思い出してほしい

僕らは 泣いていた 笑ってもいたね

全力で走ることも

土に汚れることも 忘れ

幼い 新たな 人生の後輩よ

薄汚れた 大人にはなるなよ?

気がつくと僕は 久しぶりに

詩をしたためていた

好きなように描くが良いさ

このメモを 紐解くように

筆を 置こう。

2 thoughts on “詩説「名もなき愛の詩(うた)」”

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