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詩説『落書きの答案用紙』

『落書きの答案用紙』

空はまだ 朝闇の中

僕は 思った まだ 人生やり直せる

僕の人生に 見えない何かが

助けてくれている そんな 気がする

そうさ あの日の友よ・・・

僕はまだ やれるんだ

悲しい歌が 僕をなぐさめてくれる

1日の始まりに 太陽が笑う

詩才のない僕が 懸命に筆を走らせている

僕は 信じていた

友に 愛に 夢に 生きる

この人生に 終わりなどないと

厚かましいほどに 照らす夏の日差しに

ありがた迷惑な 親の愛を感じ

冬の訪れに 暖かなコートを羽織り

春夏秋冬 歌いあげる 人生のメロディに

空は 朝闇明け 歌うね

始まったばかりの 人生のように

気がつけば 何のために生きているのか

問い続ける 人生の 答えが

何処にあるのか

あの日の 答案用紙に 書かれた 

落書き みたいなもの だね

僕らは 歌う

愛 夢 希望 答えのない 歌を

僕らは 歌う

あの日 少年だった 自分に

子守唄 響かせるように 優しく

気がつけば 僕らは 大人になっていた

あの日の少年が いつか 

答えを見つけるだろう

悲しい ラブソング 聴きながら

ボクは 笑顔で 泣いていた

それが すべての 答えなのだとも

知らずに・・・

愛 夢 希望 答えのない歌 

すべての答えが

優しく 微笑んでいる。

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