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詩説「空」
悲しみを知るまでは
少年よ 君は大人になるね
愛、別れ、涙、笑顔
君も 大人になるよ
いつかの少年が
今の僕の扉をノックする
美しい旋律が
そのドアの向こう側にいるから
僕は返事もせずに
詩を書き続ける
優しさって 切なく
愛情って 悲しく
なぜ?人は
そう、ひとは

生まれ落ちた時から
涙ばかり
僕が書く詩に
名前があるのなら
空、と名づけるでしょう
青い空、そして空っぽの。
僕は今日も詩をかく
明日がどっちにあるかも 知らずに
君は生きるね
僕も皆 死を迎えるのに
詩が 呼ぶように語りかける
この 私の詩の名前は
そう
空。
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